記事はまず、日本の新幹線技術を称賛。世界で最初に高速鉄道を導入した国で、「日本の新幹線には科学技術が詰まっている」と紹介した。新幹線の車両には喫煙区が設けられていて乗客に優しく、サービスも万全だと伝えている。ちなみに中国の高速鉄道は完全禁煙であるため、駅に止まるごとに喫煙のために外に出る人がいるのがおなじみの光景になっている。
日本の新幹線と中国高速鉄道車両の違いはノーズ部分にも表れている。新幹線のノーズは長い形状だが、中国高速鉄道のCRH1型などは非常に短い。なぜ新幹線のノーズは長いのだろうか。その理由について記事は「空気力学」にあると紹介。山岳地帯の多い日本にはトンネルが多く、中国よりも住宅地の近くを新幹線が通るため、トンネルの出口で出る騒音を最小限に抑えるためにはノーズを長くする必要があると伝えている。
この点、中国は国土が広く騒音問題をそれほど気にする必要がないので、ノーズを長くしなくても良いのだろう。中国は高速鉄道の分野で日本を超えたとしてはいるものの、新幹線の技術から学べることもまだ多くあるのではないだろうか。
【関連記事】
どこが「アジアを次々と制圧した悪の国」なのか、旅行満足度が飛び抜けていた日本=中国
半熟でも受け入れがたい「鶏卵」、日本人が生卵を食べられる理由=中国報道
これが日本人のこだわりなのか! 「キャベツ千切り機」に驚く中国人=中国報道
これが日本のサービスなのか・・・まさに「世界屈指」と感動してしまった理由=中国
ゴミ処理場やトイレを見よ・・・日本人がどれだけきれい好きかが分かるだろう=中国報道