記事は、中国と比較すると「日本は国土が圧倒的に狭く、産出する天然資源も限定的なうえに災害も多発するなど不利な要素が多い国」だと指摘する一方、それでも国内総生産(GDP)で世界第3位の経済大国となったことは「日本が自ら創造した奇跡」であると主張した。
続けて、日本が経済成長において奇跡を創造できたのは「日本に安定した政治環境があった」ことなども要因の1つとして挙げられるとしつつ、特に重要だったのは「教育の重要性を認識していたこと」であると強調。
科学技術の発展に「人材」は必要不可欠であり、教育を通じた人材育成が日本経済の発展の基礎となったと主張し、日本人の教育水準の高さは日本人を見るだけではなかなか分からないものの、「礼儀正しさをはじめとする高い民度」という点から教育水準の高さを垣間見ることができると強調、こうして人材育成に力を注いだことが日本の成長につながった要因だと論じた。
記事は、日本は1980年代から90年代にかけて「あまりに強大になりすぎた」ことで、ハイテク摩擦や貿易摩擦が激化した米国によって押えつけられてしまったと主張する一方、日本が不利な環境にありながらも中国に抜かれるまで40年以上にわたって世界第2位の経済大国の座を維持してきた実力は本物であり、その潜在能力は決して過小評価することはできないと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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