牛乳の味にそこまで違いがあるのかと感じる人もいるかもしれないが、中国人からすれば「日本の牛乳は味が濃くて香りが良い」らしく、日本留学の経験があるという中国人は「日本の牛乳の美味しさにハマって毎日牛乳を飲んだので、体重が増えてしまった」というコメントを寄せていた。
このように日本の牛乳の美味しさに感動する中国人は多いが、日本の牛乳が美味しい背景として「牛乳の殺菌方法の違いが、味の違いを生じさせている」という指摘も見られた。中国で流通している牛乳は主に常温でも長期保存が可能な「ロングライフ牛乳」であり、要冷蔵で保存期間も短い低温殺菌牛乳もあるが、中国の消費者にとってはあまり身近ではないようだ。
一方、日本で主流の超高温瞬間殺菌された牛乳は市販の9割を占めると言われるが、この種の牛乳は中国では見られないという意見もあった。ゆえに、殺菌方法が同じ「新鮮な低温殺菌牛乳なら日中で味の違いはほとんどない」としつつも、「中国人の多くが日頃から飲み慣れているロングライフ牛乳と、日本で主流の超高温瞬間殺菌では味の違いが大きいため、中国人の多くは日本の牛乳に感動するのではないか」という意見が寄せられた。
また、日本ではコンビニで買えるチョコレート菓子がお土産として非常に喜ばれるように、「日本人は味に対するこだわりが強く、各企業は素材や製造方法を常に研究している」ので、こうした企業努力も牛乳の美味しさに関係しているのではないかという声もあった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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