記事はまず、日本車と韓国車それぞれの長所について紹介。日本車は全体的に「性能が安定している」とした。具体的には、トヨタはバランスがとれていて故障が少なく、ホンダはエンジンが力強くて燃費が良く、耐久性があって素晴らしいと称賛したほか、マツダもエンジンやトランスミッションのレベルが高いとしている。
一方の韓国車の長所として、「同じ価格でもスペックが高く、外観のデザインが良い」ことを挙げた。また、エンジンやトランスミッションもなかなか良いが、欠点として「乗っているうちに燃費が悪くなるという問題がある」と主張。原因は分からないとしつつも「やはり日本車とは差があるようだ」としている。日本車と比べると韓国車は同じ値段でもスペックが高いが、それでも中国では日系車の方が販売台数は上であり、「それには理由があるのだ」と論じた。
中国の自動車市場では日本の各メーカーが健闘しており、中国汽車工業協会によると、昨年の中国市場での乗用車販売台数における日系車のシェアは21.3%で前年比2.7%増となったが、韓国車は4.7%で前年比14.6%減と大きく落ち込んでいる。中国の消費者が日系車を高く評価していることは、販売台数にも表れているといえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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