記事は、日本は雑誌業が非常に発達しており、雑誌業界団体の分類基準に照らすと日本では260ジャンル以上の雑誌が存在すると紹介。
そして、「専門誌」は専門分野の新聞を合わせるとおよそ2000種類あまりが発行されており、宇宙から血管細胞まで、飲食店経営から伝説の秘術まで「思いつくものなら大概は専門誌が存在する」とし、そのニッチさから読者数や販売部数は少ないものの、「一部の人」に長らく親しまれているものが少なくないとした。
その例としてまず挙げたのが「月刊住職」である。1974年創刊の住職向け専門誌は「日本仏教界のゴシップ誌」と言うべきもので、内容の大半はお寺のスキャンダルなど、非常に地味な表紙とは強烈なコントラストをなす濃厚さであると紹介。一方で、100%ゴシップというわけではなく、多くのお寺が抱えている問題などを深掘りした報道も掲載されていると伝えた。
次に紹介したのは「月刊朝礼」。朝礼は日本の企業文化を構成する大きな要素の一つであり、多くの企業が始業前に従業員を集めて短時間のミーティングを行うと紹介した上で、この月刊誌は朝礼で使える様々なトピックを取り上げ、紹介していると解説した。
さらに、1984年に創刊された下水道専門雑誌「月刊下水道」にも言及。公務員や業界関係者向けということで内容の大部分は下水道設備自体に関するものである一方、「各地のマンホール蓋巡礼」、「映画のシーンに見る下水道」などのユニークな特集も組まれており、そのギャップがおもしろいとしている。
記事はこのほか、「月刊コンビニ」、「月刊廃棄物」、「月刊文具」といった業界向け専門月刊誌や、「盆栽世界」、「月刊錦鯉」など趣味に関する専門誌についても紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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