
教育に携わっているという記事の中国人筆者は、日本を旅行で訪れた際に「日本人の子どもたちの礼儀正しさに衝撃を受けた」そうだ。例えば、旅行中にちょうど幼稚園の子どもたちが園外での活動から帰ってくるところに出くわしたそうだがが、子どもたちは列を作って静かに信号を渡り、見知らぬ筆者らにお辞儀をしてあいさつしたと紹介。しかも、手にはそれぞれ自分の「ごみ」がにぎられていたそうだ。
日本では日常の光景だが、記事の筆者はこれを見て「中国の子どもたちと全然違う」と痛感したようだ。中国の教師にとっては「下校時間に受け持ちのクラスの子どもたちを校門まで連れていき、親に引き渡すのも一苦労」だという。子どもたちはいつも「遠足時のように」うるさく、先生や知っている人に会っても、多くがあいさつもできないと伝えている。
また、食事も日本の子どもたちは「いただきます」と感謝してから食べ始め、食事中は静かで、しかも残さず食べるよう努力して、最後には「ごちそうさま」と再び感謝すると紹介。中国の子どもたちは食事中もうるさく、好き嫌いが激しくて食べ残しが多い、とわがままぶりを指摘した。