記事は、米国から軍事面で多くの援助を受けている日本と韓国は、アジアにおける米国の「重要な2つの駒」だと主張。米国の意向に沿って行動しており、米国に大量の情報を提供していると指摘した。
そのうえで、韓国は最近、自爆用も含めた軍事用ドローンの開発を行っていると記事は紹介。蜂の群れのように飛ばす「ドローンスワーム」を配備すれば、韓国の軍事力は大幅に向上することになるが、韓国単独での開発は資金面や技術面で難しいため、背後には米国の援助があるに違いないと推察している。
また、日本については米国と宇宙分野での協力が非常に緊密だと分析。宇宙軍は最先端の軍事技術分野の1つであり、将来的に極めて強力な戦闘能力になると論じた。日本がこの分野で米国の援助を受けられることは、日本にとって大きなメリットがあるとしている。
最後に記事は、日韓が発展させようとしている軍事分野は多くの国でまだ未発展であるため、開発に成功すれば米軍のアジア回帰を実現する助けとなり、これはアジアにとって打撃になると主張。このため中国は日韓の動きには十分に警戒すべきだと結んだ。日韓の軍事面での強化は、アジアにとっての脅威というより中国にとっての脅威と言ったほうが良さそうだが、いずれにしても中国はかなり警戒しているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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