記事によると、日本の強さの秘訣は一言でいうと「学習」にあるという。そして歴史を見ると日本は3つの異なる対象から学んできたと分析した。その1つが「古代中国」だ。日本は遣隋使や遣唐使を何度も派遣して古代中国からありとあらゆるものを学んだと紹介。当時は、海難のリスクも非常に高かったが、それでも何度も派遣して貪欲に学んだと伝えた。
次の学習対象となったのは「西洋諸国」だ。幕末から明治維新のころに西洋諸国との差を十分に認識した日本は、当時の進んだ西洋の技術や制度をどんどん学んでいき、あっという間に列強の仲間入りをしたと分析した。
そして3番目の学習対象は「米国」で、太平洋戦争で完膚なきまでに叩きのめされた米国から、自動車やバイク、家電など20世紀の新製品を学んで製造大国、経済大国となることができたと説明している。
記事は、日本は土地も資源も少ないものの、「学習意欲」と「危機意識」は欠けていなかったと分析。他国に比べて自国が劣っていることを知った時には、敵であっても他国から学び、実力をつけていったのだと結んだ。確かに日本は他国から学ぶことに長けていると言えるが、同時に他国の優れた点を認めて吸収する謙虚さを持っていたことも、大きな要素だったと言えるのではないだろうか。
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