記事は、今年に入って日本では新型コロナの感染状況がさらにエスカレートし、日本政府が11都府県に「緊急事態宣言」を発令する事態になっていると紹介。これにより様々な行事が延期ないしは中止となる中で、大学入学共通試験が16日と17日に予定通り行われたと伝えた。
そして、同試験は中国の「高考」に相当する大学入学試験であり、昨年度までの大学入試センター試験から変わって最初の実施となった今年は53万5000人が試験に参加する見込みであり、日本全国の600以上の大学が同試験の成績を選抜の資料にするという、受験生にとっては非常に大きな意味を持つ試験だとしている。
その上で、新型コロナの感染が続く状況で試験が予定通り行われることについて、日本国内からは批判の声はほとんど出ておらず、受験生もその親も開催を望み、市民からも受験生を応援する声が寄せられていると説明。「この状況で試験をやり、応援する日本というのは、『試験大国』なのではないだろうか」と評した。
記事は、日本国内には各種学校の受験だけでなく、実に多種多様な資格試験も存在すると紹介。
さらに、日本ではやる気さえあれば年齢に関係なく各種の資格試験を受ける風土もあり、生涯学習とう考え方がしっかり定着しているとし、「試験は、日本においても非常に重視されている文化なのである」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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