記事はまず、米国の専門家による分析を紹介。これによると、「すでに強大な経済力を有している中国には、各種武器を製造する条件が十分に整っており、その条件を背景として海軍力を強化し続けている」との見方を示したという。さらに、「中国の海上戦力はすでにかなり整備されており、世界でも数少ない空母を2隻保有している国となったほか、将来的にもさらに海軍力を強化していく見込みだ」と分析していることを紹介。
上記の点を踏まえて記事は、「中国海軍は現在、ハード面を強化し続けており、艦艇の数を増やしているほか、品質も向上し続けている」と指摘。中国版イージスとも呼ばれる052?型駆逐艦の性能は特に突出しており、「海軍力をかなり強化できた」と自賛した。
一方、海上自衛隊は「準空母」とも言えるヘリコプター搭載護衛艦を保有しているとしながらも、他国の空母と比べるとその戦闘力は「絶対的な優位があるとは言えない」と主張。海中の戦力については、毎年新型の潜水艦に入れ替えているので、ある程度日本の海軍力を向上させることができるだろうと分析した。
しかし、日本は米国から制限を受けていることもあり、武器の保有量は非常に少ないと指摘。これに対し中国海軍は、毎年安定して海軍力を強化しているので、「日本の海軍力は中国に遠く及ばない」と主張する一方で、日本の科学技術力や経済力は侮れないため、中国は万全の態勢で「日本の策略」に対応できるようにしておくべきだと記事は結論している。記事は、中国の海軍力に対する自信を見せつつも、日本に対してはかなり警戒しているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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