安心・安全な暮らしは世界中の人びとが共通して持つ願いと言えるだろう。では、世界で最も安全な国と言えばどこになるのだろうか。
中国メディアの快資訊はこのほど、「世界で最も安全そうな3つの国」として独自のランキングを紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者によると、安全な国の第3位は「日本」だという。その理由として、日本人はとても行儀が良くて規律正しいことを挙げた。地震などの自然災害は多いものの、死傷者は非常に少ないと指摘し、道路がきれいであることも理由として挙げているが、道路のきれいさは安全や治安との直接的な関係はないだろう。

 続けて第2位として「ニュージーランド」を挙げた。地理的に理想的な位置にあり、小さな国土で人口も少ないので、競争も激しくなくて仕事のストレスが小さいと分析。法律は厳しいので犯罪率は低く、善良な人が多いので2位だとしている。

 そして、1位は「中国」だと主張した。海外で問題が発生すると中国政府は真っ先に中国人の安全を確保して祖国へ帰国させてくれると紹介。「どこにいても強力な祖国というバックがあるので、危機に面してもいつでも援助を受けられる」との安心感があるとしている。また、中国という「龍」はすでに目を覚ましており、「ひとたび吠え声を上げれば、世界中が震えだす」と主張。これこそ中国の強大さの表れであり、海外でも安心な中国こそ世界一安全だと主張した。


 記事は、中国人筆者の独断によるもので、個人的見解によるものだが、とにかく中国こそ一番だと言いたいようで、中国にはこういう考えの人も多いのかもしれない。平和や治安に関するランキングは数多くあるが、中国が世界一だとしているランキングはないのが現状だ。だが、近年の中国はあらゆる場所に監視カメラが設置され、個人を対象とした信用スコアシステムも普及したことで治安が以前に比べて随分と向上しているのは事実だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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