記事はまず、日本は資源に乏しく国土も小さいが、それでも世界一流の国となりノーベル賞受賞者を数多く輩出していると紹介。「この成果は日本の教育と大きく関係があるものだ」と分析した。
続けて、中国ではいまだに「詰め込み式教育」であるのに対し、日本は早くから「体験型の教育」になっていると指摘。小学校での農作物の栽培や小動物の飼育、戸外活動などを通して、子どものころから大自然と接することで「探求心を育んでいる」と称賛した。これらは中国の小学校ではほとんど見られない教育方法だと言えるだろう。
このほか、日本の小学校の特徴として自国の文化を重視すること、自分のことは自分ですること、食事の前に手を洗うこと、先生や友人に会ったらあいさつすること、よく食べてよく寝ること、他の人の手助けをすることなどが繰り返し教えられていると紹介。「中国の教育は枝葉末節にとらわれ、現代社会で必要な素養を教えることが欠けている」と問題点を指摘した。
教育が子どもの成長に与える影響は大きく、教育面での欠点はそのまま子どもたちの能力不足となって表れるものだ。日本の教育方針が完璧というわけではないが、それでも中国からするとずっと進んでいると言えるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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