動画の配信者は、日本語が世界で最も美しい言語という主張があると紹介。その理由として、「日本語は母音と子音の割合が1対1に近いので、聞いた感じが心地良いとの意見がある」そうだ。しかし、この理屈からいうと中国語の母音と子音の割合もほぼ同じであるため、「日本語が中国語より美しいというのはおかしい」と主張している。
また、日本人が自分で「日本語が世界で最も美しい言語」と自賛していると主張したうえで、「日本人が勝手に言っていることで、言語学のことがまるで分かってない」と批判。明治維新後は「日本語を廃止して、英語や世界で最も美しい言語であるフランス語にすべきとの意見もあったほど」と独自の見解を展開し、そのような意見があった日本語が「世界で最も美しい言語」であるはずがないと主張した。
しかし、コメント欄を見ると「日本語は確かに美しい。日本のアニメを中国語や英語で見ると気持ちが悪い」、「日本語は実に耳に心地よい。それはアニメをたくさん見ている自分が知っている」などがあり、日本語を美しいと感じている中国人も少なくないようだった。
しかし、「数千年の歴史がある中国語こそ最も美しい」、「中国語こそ最も素晴らしい言語」などの主張や、「良い声の人が話せばどんな言語でも美しい」との意見もあった。結局のところ、言語に優劣はなく美しいかどうかは個人的な感覚によるところが大きいのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
中国が捨てた「宝物」、日本はそれを拾ってアジア一の国になった=中国
これが新幹線なのか! 中国ネット「これが本物とパクリの違いだ」
日韓を見ればわかる「国際的な地位の高さは国土面積と無関係」=中国
見てくれ、この気配り! 日本のサービスが「称賛されるわけだ」=中国
戦後の日本が「奇跡的な復興」できた理由、それは「漢字2文字」で表せる=中国