記事が挙げた1つ目の理由は、「祟りを恐れているため」ではないかというものだ。この神社に祀られた英霊からの報復を恐れる人々が、ここに来て参拝していると伝えた。2つ目は、「戦死者を英雄視しているため」。国の主導する軍国主義に従い、国のために命を落とした人々は、日本では英霊として英雄視されていると伝えた。
3つ目は「国民が旧日本軍の犯した罪を知らない可能性」を挙げ、日本政府は罪を認めず、悪行を後世に正確に伝えず、美化さえしていると主張。靖国神社は「愛国主義教育センター」になっているとしている。
記事は、靖国神社は国民を右寄りに教育していると主張。罪深いのは政治家で、国民は騙されていると息巻いた。「このままでは日本は再び侵略戦争を始めるかもしれない」と読者に注意を促している。記事の主張は日本人からすれば的外れに感じられるが、中国では靖国神社に対してこのような見方がされるのが一般的だ。
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