記事が挙げた1つ目の違いは「住宅」だ。日本では木造の一戸建てが多く、中国人の目には「唐や宋の建築を思わせるようなノスタルジックな外観」に映るそうだ。基礎がしっかりしていて、外壁は地味な色で、狭い土地に建てていると伝えている。中国の住宅はメンツのためか、道路から見える側をいかに大きく豪華に見せるかにこだわり、「基礎」と「実用性重視」の日本の住宅とはある意味真逆となっている。
2つ目は「衛生面」だ。日本の農村はきれいで居心地が良いと紹介。これは、ごみの出し方が厳しいためではないかと伝えている。中国では最近になってようやく都市部でごみ分別の取り組みが始まったところである。日本の農村は「中国のようにごみが落ちていないばかりか、家畜のふんさえ落ちていない」と感心している。
このように比較してみると、日本の農村は一見地味だが清潔で、メンツを気にせず生活できるという良さがあるようだ。
記事は、中国の農村も最近は立派な家と車を持てるようになったと主張しているが、それは沿岸部など一部の豊かな農村に限られている。中国では農村部と都市部の格差だけでなく、「農村部同士の格差」も広がっている。やはり日本との差はまだ大きいようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本の業者が上海に建設したマンションが「違いすぎた」=中国
中国が捨てた「宝物」、日本はそれを拾ってアジア一の国になった=中国
小日本という言葉を発して、日本人から返ってきた「言葉」に驚愕した中国人
これが新幹線なのか! 中国ネット「これが本物とパクリの違いだ」
インドネシアが「これ以上ないほど親日」な理由、中国人には理解できない?