記事は、新型コロナの影響により外出せず自宅にこもり、他人とのコミュニケーションの機会が少なくなる中で、日本の企業が人間の心を癒すペット型ロボットのニーズの高まりに注目していると伝えた。
そして、大手楽器メーカーのヤマハが開発した、歌で主人と会話してコミュニケーションをとる小型ロボット「チャーリー」が新型コロナの影響により売り上げを伸ばしていること、シャープが発売している会話やダンスができるロボット「ロボホン」も昨年7~9月の売り上げが前年同期比で130%増加したことを紹介。これらのロボットが小さな子どものいる家庭、一人暮らしの若い世代、そして60~70歳代の高齢者にも適しているとした。
また、ユカイ工学が開発したしっぽ付きのクッション型ロボット「クーボ」も昨年6月の売り上げが1800個に達し、一昨年の同じ時期よりも5倍多くなったと紹介したほか、GROOVE Xが発売している、撫でたり抱っこしたりすることでまるで本物の動物のようにコミュニケーションを深め、関係性を築いていくことのできるロボット「ラボット」も新型コロナ以降に売り上げが急速に伸びたと伝えている。
新型コロナが収束したとしても、以前と同様に人どうしが触れ合うような状況はもう戻ってこないかもしれない。自宅で「密」なコミュニケーションをとることのできるロボットたちのニーズは、今後も高まっていくことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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