記事はまず、近年は中国メーカーの炊飯器も格段に進化しているとしながらも、中国人消費者が日本の家電に抱く「イメージや好印象は変わっていない」と紹介。2000年に制作された映画であり、1960年代の香港を舞台にした作品「花様年華(かようねんか)」に日本製の炊飯器が登場したように、「爆買い」が社会現象になる前から日本の炊飯器は憧れの対象だったと紹介した。
続けて、日本の炊飯器は「質が良くて、長く使える」というイメージは、今もそのままだそうだ。記事の中国人筆者の自宅には、幼稚園のころに購入した年代物の炊飯器があるが、10年以上が経った今もまだ現役で使えているという。こうした丈夫さも、日本製品の評価を高めている要因の1つだろう。
記事の中国人筆者はさらに、日本の炊飯器にはほかにも、「1人分でもおいしく炊ける」、薪で炊いたような「おいしさ」、「保温が楽々」、「予約もできる」、白米以外にもヨーグルト、ケーキ、炊き込みご飯などが作れて「メニューが豊富」など、魅力が満載だと伝えている。
爆買いが世界に報じられ、開発意欲に火が付いたのか、中国の炊飯器も質が格段に向上し、高機能化が進んでいる。それでも日本の炊飯器は相変わらず中国人に愛されており、中国の家電企業にとって日本の炊飯器はまだまだ手ごわい相手であるのは変わりないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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