中国では急速にモバイル決済が普及したため、最近では紙幣を持たないという人が大半だ。これは中国の紙幣は汚くてできるだけ触れたくなかったということも関係しているのかもしれない。特に小額紙幣になるほどボロボロになっている場合が多く、大都市よりも地方へ行くほど紙幣が汚い傾向にあるようだ。
一方、日本の紙幣は中国とは比べ物にならないほどきれいで清潔だ。記事は、日本の紙幣がきれいな理由を5つ紹介している。1つ目は、手が汚れない「特殊なインクを使っている」から。2つ目は、日本には「財布を使う習慣」があること。なかには紙幣を同じ向きに並べて財布に入れる人までいる、と几帳面さを強調している。中国では財布を使わない人がもともと多かったが、今はスマホ決済が多いので、財布自体あまり売っていない。
3つ目は「手洗いの習慣がある」こと。記事は、日本では男性でもハンカチを持つ人が多いと紹介し、日本人のきれい好きのほどを伝えている。
紙幣を大切に扱うのは、几帳面な日本人の性格とも関係しているのだろう。紙幣をきれいにする習慣が根付かずに、モバイル決済に移行してしまった中国では、この先もきれいな紙幣を見ることはないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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