中国メディアの快資訊はこのほど、「日本のテレビドラマで描かれた日清戦争は、多くの中国人の評価よりもずっと客観的だった」と題する記事を掲載した。中国人からすると「信じられないほど」日本人は当時の清に正当な評価を与えていると紹介している。
記事によると、日本人は当時の清の兵士たちのことを「とても気骨があった」と評価しているという。それで、清は負けたとはいえ、日本人は清の兵士たちの勇気に敬意を示していたと伝えた。国を守るために自分の命を犠牲にしたことを称賛しており、日清講和条約を締結する時ですら、清に対する称賛の態度が表れていたそうだ。
続けて記事は、日本のテレビドラマで描かれた当時の清の大臣たちは、とても気概があって、たとえ負けても決して恐れを見せない人物として描かれていると紹介。「日本のドラマにおける日清戦争に対する評価は、多くの中国人の評価よりもずっと客観的だ」と伝えた。それで、当時の清は確かに問題もあったとはいえ、多くの中国人が考えるほど意気地なしではなかったとしている。
日清戦争で勝利した日本が清を客観的に描いていることは、中国が抗日ドラマで旧日本兵を全く客観的に描いていないのと大きな対照をなしていると言えるだろう。中国のドラマ制作者も少しは日本に倣ってもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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