記事が紹介した「中国人が読めない漢字」の1つ目は「凪」だ。記事は、「凪」とは風が止まって海が穏やかな様子を意味する漢字だと紹介。かぜかんむりの中に「止」が入っていて、一目で意味が分かる良い漢字だ、と日本人の発想力を高く評価している。
2つ目は「榊」だ。きへんに「神」と書くことから分かるように、神と関りの深い木のことを指すと紹介。日本特有の信仰である神道は、自然を神としてあがめるようだと伝えている。3つ目は「雫」で、滴り落ちる水滴を表現した、みずみずしさを感じさせる漢字だ。記事は、日本人が作ったと紹介しているが、中国で作られたという説もある。いずれにしても、中国では今は使われておらず、中国の漢字で意味が近いのは「霞」になると記事は紹介している。
4つ目は、「裃(かみしも)」で、江戸時代の武士の正装のことだと説明。5つ目は「辻」で、十字路や街頭を意味する漢字だが、人名に使われることが多いと紹介した。
日本人が作った漢字は「国字」あるいは「和製漢字」とも呼ばれる。記事では5つしか紹介していないが、実際には「和製漢字」の数はかなり多いと言われている。日本を訪れた中国人たちは日本で「見たことのない漢字」を目にして、戸惑いを感じていたのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
スペイン在住の中国人「日本人が中国人より歓迎される理由が分かった!」
これが日本人による「修理」なのか! 中国人たちが驚きの声をあげた理由
初めて訪日した中国人が「日本は恐ろしい」と感じる理由=中国
なぜだ! 日本はなぜ強大な軍事力を持つ中国を「恐れない」のか=中国
白い靴や服が「白いまま・・・」 ああ、これが日本なのか! =中国