記事は、日本人が潔癖さを好むことは「家に入る時には必ず靴を脱ぐこと」からもよく分かると主張。日本人にとっては常識だが、中国では最近でこそ自宅でスリッパに履き替える人も増えてきたものの、土足のまま生活している人はまだまだ多い。また、日本の住宅の玄関は上がり框があり、靴を脱ぐ専用のスペースとなっているが、中国の住宅には上がり框がなく、フラットな作りになっているという違いもある。
こうした潔癖さに関する文化の違いはちょっとしたところでも表れるようだ。記事は、中国に住む日本人の家に家電の配達と取り付けに行った業者が、きちんと靴の上から履く靴カバーを用意していったにもかかわらず、靴を脱いで家の中に入るよう要求された例を紹介。こうした業者は土足のまま入るのが普通であり、靴カバーを用意しているだけでかなりサービスレベルが高いと言えるが、それでもこの日本人は靴を脱ぐまで業者を中に入れなかったそうだ。
このほか靴を脱いで家に入るとなると、足の臭さや脂足が気になる中国人は多いようである。しかし記事は、日本人には毎日服や靴下を変える習慣があり、店頭では多くの種類の消臭剤が販売されていると紹介。そのため過度に心配する必要はないようだと説明した。
記事が紹介したことは、どれも日本人からするとごく普通のことだが、中国人からすると「潔癖症」と感じるようだ。それだけ日本人の清潔さのレベルが高いと言えるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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