記事はまず、中国では学校や幼稚園のトイレに行きたがらない子どもが多いと紹介。ある幼稚園児は、先生が声をかけても絶対にトイレに行かないので、1日に3枚も下着を汚すこともあるそうだ。中国人としては「子どもがトイレを我慢するのは、トイレが汚いからに違いない」と思いがちらしいが、その考えは間違っていると指摘。なぜならトイレが清潔であることで知られる日本でも、トイレに行きたがらない子どもが多いからだと指摘した。
では日本の子どもがトイレを我慢する場合、どんな理由があるのだろうか。記事の中国人筆者は、「緊張しているから」、「じろじろ見られる」、「からかわれる」、「遊びに夢中になる」などの理由が考えられると指摘。清潔なことで知られている日本のトイレでさえ、行きたがらない子どもがいるのなら「トイレの衛生面だけが問題ではないことが分かる」と分析し、保護者のサポートの必要性を説いている。
記事の中国人筆者による分析のうち「他の子どもに見られるから」というのは、トイレに仕切りが全くないか、あっても非常に低い中国の幼稚園特有の問題なので、日本には当てはまらないだろう。とはいえ、子どもがトイレを我慢する理由は「トイレが汚いから」だけでないのは確かなようで、特に遊びに夢中になって忘れてしまう幼稚園児は多いようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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