記事は、日本のマンガ、アニメ、ゲームを愛する中国人にとって「すごい」「やばい」といった日常的な日本語はすでに翻訳しなくても理解できるほど浸透しており、彼らにとっては日本人を象徴する言葉になっていると紹介した。
そして、逆も然りであり、日本人にとって「中国人を象徴する」ような言葉も存在するとし、「ニーハオ」や「謝謝」といった例を挙げる一方で、実はこれらよりももっと日本人が「中国人らしい」と感じる言葉があると指摘。それが「アイヤー」であると伝えている。
その上で、「アイヤー」は中国人にとってはいたって普通な感嘆詞であるのに対し、中国のテイストを含む日本のマンガやアニメの作品では、必ずと言っていいほど中国人キャラクターから「アイヤー」というセリフが発せられるなど、特別な意味合いを帯びた言葉になっているのだと説明した。
また、インターネットの普及などにより「中国人が必ずしも頻繁に『アイヤー』というわけではない」という認識が日本人の間に浸透し、「そもそも中国人は『アイヤー』などと言わない」という噂まで出回るようになったことで、思いがけず本場中国人の「アイヤー」に出会った日本人の間隙ぶりが一層強まる結果になったと解説している。
記事は、今後日本人に出会った際には無理して日本語や外国語であいさつしようとチャレンジせずとも、堂々と「アイヤー」と言い放つことによって、相手は涙を流さんばかりの感激の表情を見せてくれるかもしれないと結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
中国の属国だった歴史を否定しようとする韓国に、日本の歴史書が「待った」
中国を怒らせてきた韓国の世界遺産申請、今度は日本が腹を立てる
日本は、いつの時代から中国に畏敬の念を抱かなくなったのか
遼寧省の地方都市に人知れず残っていた、日本の「神社」
日本は一体どれだけ潜在的な軍事力を持っているのだろうか