記事は、3文字のアルファベットのロゴを指で押すと、まるで消えてしまったかのようにきれいな平面となる金属ブロックを紹介。これを実現するには、0.003ミリという非常に高いレベルの精度が必要だと伝えた。
そして、これほど高精度の金属部品を作り出したのが、大企業ではなく、従業員がわずか十数人の小企業だったことに驚きを示した。高精密ワイヤー放電加工機とCNC三次元測定機を使用して加工するが、これらの機械があれば誰でも作れるというものではなく、この会社でも2人しか作れないほど高い技術が求められるという。
そして、日本はこの企業のみならず、世界トップレベルの高い技術を持っている中小企業が数多く存在すると指摘し、「だから日本製品は世界中で高く評価されているのだ」と納得している。
中国では大企業が高い技術力を持っていることはあっても、中小企業が世界に通用する技術を持っているということはほとんどなく、日中の製造業は中小企業という「基礎」の厚みが異なると言えるだろう。そして日本の製造業の強みはこうした中小企業にあると言っても過言ではなく、この点で中国はまだまだ日本に遠く及ばないと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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