記事は「日本では、長年古代中国の書道についての広範な研究が行われてきた。中には、中国を凌駕する優れた研究がいくつも生まれている。また、書道作品についても研究に値する作品が多数ある」と称賛している。
とはいえ、書そのもののレベルは、書の歴史の違いなどもあり、やはり日本は中国にかなわない部分はあるとのべている。「例えば、日本の書家が古代中国の書の模倣に終始している点や、筆使いの習熟が物足りない点があるのは否めない」と率直に評価している。
ただ、「その書道への真剣な取組からは多くの点を学ぶことができる」と述べ、「日本では書道が非常に普及しており、伝統的な筆使いの研究も進んでいる。こうした書への真剣な取り組みには、我々も日本から学ぶ価値がかなりある」と認めている。「この状況はまさに“青は藍より出でて藍より青し”と言える」と中国の故事を引き合いに出し、 日本の書道に関し、ある部分で“弟子が師を超えている”と評価している。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)
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