ファミリーマートは16日、伊藤忠商事、全農および農林中金と資本業務提携契約を締結したと発表した。昨年7月にJAグループと交わした基本契約書に基づくもの。


今回の提携を機に、それぞれが持つ経営資源を活用することで店舗開発や商品開発、国産農畜産物販売、金融・情報・デジタル、輸出促進の各分野で連携。新たなシナジー創出を目指していくとしている。全国のファミマ店舗の顧客やJAグループの1千万人を超える組合員基盤を生かした相互送客、農畜産物の供給網を活用した地域色豊かな商品開発、新規出店の推進など地域密着の協業に取り組む考えだ。

また、伊藤忠商事100%子会社のリテールインベストメントカンパニーから、農林中金に対してファミマ株式の4.04%、全農に0.86%の株式譲渡が完了した。
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