盛況だったイタリア展 食材、飲料、機器が一堂に
ニップンインターナショナルのブース(ACCI Gusto 2021)
イタリア料理に関する食材、飲料、機器が一堂に会したイタリア料理専門展「ACCI Gusto 2021」が、このほど東京都立産業貿易センター浜松町館で開催され、多くの来場者で賑わった。主催は(一社)日本イタリア料理協会(片岡護会長)。
同協会のシェフによる調理デモンストレーションやイタリア食材や現地情報に精通した専門家による特別セミナーにも多く外食関係者が受講。イタリア大使館をはじめ、イタリア大使館貿易促進部、イタリア政府観光局なども来場者に啓発した。

商品展示はイタリアンワインやパスタ、オリーブオイル、イタリア野菜、チーズ、トマト加工品などが多かったが、イタリア大使館貿易促進部による伊産エクストラヴァージンオイル商談会「Borsa Olio EVO2021」の開催や、日伊協会によるイタリアの芸術や文化など幅広い分野の講演会やセミナー案内など、大使館や関係団体の参加も多かった。

カゴメは、冷凍イタリアングリル野菜ミックスの「農園風イタリアンミックス」(ごろごろカット)や、「菜園風グリル野菜のミックス」などを紹介。ニップンは、ナポリのパスタブランド「フェラーラ」の各種パスタを提案。「はずむような弾力と長く続くアルデンテ」をキャッチコピーにロング、ショートの各製品を展示。ニップンインターナショナルは、アグジャーロ&フィーニャ社のピザ用小麦粉「チンクエ スタジオーニ」やペラガッティ社のチーズ製品、シッタ社のピザ窯用加工薪「イル・ファジェット」をPR。日清オイリオグループは、麺の経時劣化を抑制する「日清オリーブパスタオイル」。日清フーズは130年以上の伝統のブランド「ディ・チェコ」とともに、今秋ラインアップを拡充した自社のIQF(バラ凍結パスタ)を披露。三菱食品は、バリラのパスタやベースソースなどのほか、高品質エキストラバージンオイル「テッレ・ノーステレ」を展示。石光商事は「あい鴨ロース パストラミスライス」、モンテ物産は「キンボエスプレッソコーヒー」、高瀬物産は各種のイタリアワインを出展した。

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ニップンインターナショナルのブース(ACCI Gusto 2021) キッコーマン食品は、「デルモンテ リコピンリッチ トマトケチャップ」や「パッサータ・ハイブリックス」、OSMICは「オスミックトマト」、TATSUMIは、イタリアワインやチーズ、パスタなどを紹介。
日仏貿易は、イタリアンスパークリング「サンペレグリノ」、ネスレは自家焙煎機「ローステリア」、イリーは「クラシコ」「インテンソ」「デカフェ」、トーホーフードサービスは「トーホーコーヒー」など、ギャバンは、レモングラスのような新感覚スパイスの馬告(マーガオ)ホール。

アサヒビールはプレミアムイタリアンビール「ペローニ ナストロアズーロ」。設備関係ではエフ・エム・アイは小型急速冷却・冷凍機「ブラストチラー&ショックフリーザー」、カジワラキッチンサプライは電気式ピザ石窯「ピザクイック」を実演した。
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