
この日、商品政策説明会で発表した青山誠一取締役執行役員商品本部長兼物流管理本部長兼QC室管掌は「いろいろな商品が売れていることが確認でき、第1四半期(5月31日)までにできる限り全店でダイソーさんの商品を取り扱えるようにしていく。
「ダイソー」商品の拡充は、コロナ禍で高まるワンストップショッピングニーズへの対応の一環。
「コロナがこの後収束してもお客様の生活様式は変わらないとみており、ワンストップショッピングにきちんと対応していかないといけない。いろいろな商品を買い、そこで全て完結したいニーズがある」とみている。
セブン-イレブン・ジャパンの青山誠一取締役執行役員商品本部長兼物流管理本部長兼QC室管掌 この考えのもと、同社は自前主義を捨て「ダイソー商品」などを拡充する。
「自前主義で用意していたら、いつかは達成できるのかもしれないが、その間にお客様に見捨てられてしまう。これまで間に合わせでしかなかった商品群の品揃えをきちんと拡大していく」と語る。
「ダイソー」商品の拡充にあたっては、棚1本の約3分の2を占める4段展開を先行する。4段展開は1万500店(4月現在)を5月に2万店へ拡大し、5~6月に西日本エリアに順次推奨していく。
大規模な棚3本展開は当面、現状の770店に留める。
棚3本を多く展開している栃木県の店舗では、来店回数・買上点数ともに高いスコアを記録。「女性40~60代の構成が高く。
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