マックスバリュ東海では20年9月に「御器所店」でウーバーイーツのプラットフォームを使用したサービスをスタート。その後、同年11月には「一社店」、21年8月に静岡県の「浜松常盤町店」などに拡大した。弁当・惣菜をはじめ生鮮食品、日用雑貨、ペットフードなど2千種類を取り扱い、注文から平均30分程度で配達される。
買い忘れた商品の購入などのほか、これまで同社の店舗を使用していなかった客層が通常の買い物をウーバーイーツでしているとみられ、新規顧客の獲得にもつながっている。
バローホールディングスでは21年3月、アマゾンと共同で、アマゾンプライム会員向けのサービスとして「バローネットスーパー」を開始。スーパーマーケットバローで取り扱う生鮮食品、惣菜、PB商品など約8千種類を注文から最短2時間で配送する。
配送エリアは名古屋市をはじめ、新しく尾張旭市、瀬戸市、長久手市、日進市、東郷町が加わり、12市2町に広がっている。
イオンリテール東海カンパニーでは、「お届け先変更便」「先取り配送便」などを導入しサービスの向上を図っている。
「お届け先変更便」は注文者と別の配送エリアで暮らす家族などに商品を送ることができるサービスで、買い物しにくい地域に住む両親に代わって商品の注文や、病気やケガなどで買い物に行けない家族などに代わって商品を注文することができる。
また、「先取り配送便」は配達依頼の多い時間帯の配送便をあらかじめ予約することで希望の時間帯に受け取れる。
ネットスーパー事業は、コロナ禍の外出自粛などで大きく成長した。イオングループでは21年度、売上規模750億円、19年比35.1%増。バローホールディングスでは20年度のEC売上高が51億円。23年度は100億円、29年度には500億円をそれぞれ目標に掲げている。
今後も売上拡大に向けて、サービスの向上や新サービスの導入が進んでいくとみられる。