冒頭あいさつで齊藤店長は、「この場所で100年間、商いを続けてこられたのも、ひとえに地域の皆さまの温かいご支援、ご愛顧に支えられてきたおかげ。“諸悪莫作 衆善奉行”(悪行をせず、善を行う)、お客様や社会への貢献を最優先に考えるという創業時の精神が、現在の百貨店事業にも脈々と受け継がれてきている。これからもこの地に根差しながら、次の100年に向けて地域とともに歩み続けていく」と語った。
松坂屋は、前身であるいとう呉服店が1611年に創業。1910年にデパートメントストアとして栄町で開業し、その後1925年5月1日に商号を改め現在地に移転開業した。24年秋から25年秋にかけて、約63億円を投資した大規模リニューアルが現在進行中。