エスビー食品は、2025年秋冬の家庭用新製品・リフレッシュ品として新製品44品、リフレッシュ品64品の計108品を発売する。

「様々な志向や価値観に対し、メーカーとしてどれだけ寄り添った提案ができるか。
そこが求められる」(同社)なか、コスパやタイパをはじめ多極化するニーズへの対応を強化する。

同社は7月中旬に都内で開いた新製品・リフレッシュ品発表会で「お客様にとっても食材の価格高騰はダイレクトに影響がある。節約術というか、コスパに対する意識が高まり、簡便調理のようなタイパへの志向も高まっている」と指摘。「そこに対するエスビー食品なりの提案も用意している」とした。

一方、「内食におけるマンネリ化の解消、例えば古米、古古米をちょっとでもおいしく食べたいというコメまわりのニーズも増えている。今回、ぞうすいの素、炊き込みごはんの素も提案している」。また、「保守的な安全・安心の志向、自分の価値観を充足したいという志向も高まっていく」とも指摘。「そこに対し、スパイスメーカーで、中華の李錦記社と組んで商品を展開している強みを生かしながら、様々な提案をしていく」とした。

売上目標は発売後1年間の小売額ベースで新製品82億3100万円、リフレッシュ品189億9200万円の計272億2200万円。
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