「い・ろ・は・す」がスライダーを滑走 流しそうめんならぬ「流し い・ろ・は・す」開催 コカ・コーラが日本の夏を五感で涼しく
日本コカ・コーラの小林令奈氏
 全長15m・高さ4mのウォータースライダーを、流しそうめんのように「い・ろ・は・す」が滑走し、氷水の中にダイブ――。

 コカ・コーラシステムが日本の夏を五感で涼しくする施策として、二子玉川ライズ中央広場(東京都世田谷区)で8月7日から10日まで開催しているイベント「流し い・ろ・は・す」での一幕。


 イベントの狙いについて、8月7日、取材に応じた日本コカ・コーラの小林令奈マーケティング本部ウォーター事業部ブランドマネージャーは「夏を連想する体験や音として、流しそうめんや流れる水の音があることから企画した。幅広い年齢層の方に涼しさを感じていただきたい」と説明する。

 来場者には流れてきた「い・ろ・は・す」(540ml)が配布され、当たりつきのボトルだった場合はオリジナルデザインの手拭いがプレゼントされる。

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日本コカ・コーラの小林令奈氏 「流し い・ろ・は・す」と通行人へのサンプリングで、4日間で計約2万本を配布予定となっている。

 ウォータースライダーに風鈴が吊るされるほか、配布される団扇には冷涼感のある香りがほのかに付けられているなど、五感で涼を感じられる仕立てになっている。
定期的に打ち水も行われている。

 イベントは「い・ろ・は・す」ブランドが7月14日から実施している、日本の夏を五感で涼しくするキャンペーンの一環。 

 「『い・ろ・は・す』は日本の天然水ブランドであり、日本の皆さんにとって馴染みのある涼というものを考え、五感で楽しむ日本の涼文化に着目した。広告としてだけでなく、暑い夏に涼しさを感じたいという消費者の方のニーズに少しでもお応えできれば嬉しい」と語る。

 同キャンペーンでは、氷の中で冷やされている「い・ろ・は・す」の広告掲示、視覚や聴覚から涼しさを感じる動画の展開、夏を涼しく楽しめるグッズが当たるプレゼントキャンペーンを実施。店頭でも、「い・ろ・は・す」仕様ののれんや風鈴を提供し涼を感じられる売場づくりに取り組んでいる。

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打ち水の様子
打ち水の様子 今年の「い・ろ・は・す」は心地よさをテーマに掲げる。


 「ブランドの理念として“いかに環境にも人にも心地よくいられるか”を掲げている。2月に放映開始したCMに藤井風さんを起用しプロモーションに関しても心地よさをテーマとしており、環境についても心地よさを常に志している。今回の夏の施策も、いかに暑い夏を心地よく過ごしていただくことがテーマになっている」と説明する。

 ミネラルウォーターが若年層と親和性が高いことにも着目する。

 「『い・ろ・は・す』が比較的若いブランドということもあり、幅広い方々をターゲットとしつつも、若い方々のニーズや気持ちに寄り添うようなブランドでもありたい。コミュニケーションや今後の活動も、若い方々にも刺さるように設計したい」と意欲をのぞかせる。

 そのための施策の1つとして環境に心地よい点も継続して伝えていく。

 「『い・ろ・は・す水源保全プロジェクト』は今年で13年目となる。『い・ろ・は・す』の売上の一部を水源保全活動に寄付しており、購入されたお客様に“何かいいことしている”と思っていただくのも1つのトリガーあり、あとは、“見た目が涼しそうで、ちょっといい”と思っていただくのも1つのトリガーかもしれない。ラベルのはがしやすさや畳やすさもニーズに応えているのかもしれない」とみている。

「い・ろ・は・す」がスライダーを滑走 流しそうめんならぬ「流し い・ろ・は・す」開催 コカ・コーラが日本の夏を五感で涼しく
「い・ろ・は・す」(540ml)
「い・ろ・は・す」(540ml)
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