トークショーは、水素を様々な分野で積極的に利用する仲間を増やす官民連携の取り組み「TOKYO H2プロジェクト」の第2弾。
トヨタ自動車、セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)、UCCジャパン、東日本旅客鉄道(JR東日本)、謎解きクリエイターの松丸亮吾さんを招き、水素社会実現への進捗やビジョンを語り合った。
「バナナミルクスムージー」と小池都知事 冒頭挨拶した小池百合子都知事は、東京都で進む水素の導入事例を紹介した上で「東京都の水素への想いは熱い。H2プロジェクトのH2にはHydrogen・Human・Hope・Harmony・Heroの複数の意味が込められており、この連携で水素社会の実現を加速していく」と意欲をのぞかせる。
FC(燃料電池)バスは約10年前の2台から135台(うち都バスは80台)に拡大。「FCバスは災害時の電力供給源にもなる」と語る。
4月にはFCバスやFCタクシーを含めFC商用車の都内導入目標を設定。2028年度に約2900台、30年度に約5000台を目標に掲げる。
SEJの山口繁執行役員QC・物流管理本部長も「東京都の店舗に商品を供給している配送センターにFCトラックを配置している。今後、台数を順次増やしていくことを計画している」と意欲を示す。
トヨタの山形光正水素ファクトリープレジデントは、水素の特徴について「力持ちで重たい荷物を運ぶのに長けている。充填スピードはガソリン車と同じ。
水素による火力は蒸気を含むため調理やサウナに適していることにも触れる。
トヨタは持ち運び可能なポータブル水素カートリッジを開発。SEJは、これを大阪・関西万博出店店舗の「セブンカフェ スムージー」のマシンに導入した。
トークショーでは「セブンカフェ スムージー」のマシンで作られた「バナナミルクスムージー」が小池都知事らに振る舞われた。
ポータブル水素カートリッジについてトヨタの山形氏は「1本で17時間程度フルに使える。自動車に搭載している技術そのもので作られているため衝突安全をクリアできる強度を持ち、重さ8.5キロで持ち運びできる」と述べる。
UCCジャパンの里見陵執行役員サステナビリティ経営推進本部長は、水素焙煎の仕組みや魅力などを紹介。
水素は最小燃焼単位が小さいため、ガスでは出せない極弱火を出したり、ガスでは難しい緩やかな温度変化をつけたりすることが可能となる。
環境面では、再生エネルギーをベースとした電気で水の電気分解を行ってつくられる「グリーン水素」であるため実質的にCO2フリーの熱源となる。
JR東日本は、鉄道会社で唯一自営火力発電所を保有 (現在は天然ガス・都市ガスで運転) しカーボンニュートラルの実現に向けて水素発電を検討。2030年代早期の水素混焼発電と2050年度までの水素専焼発電による脱炭素化を目指している。

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