
2016年4月に発生した熊本地震で被災した南阿蘇村の復興支援の一環。
同社は毎年、「熊本県産いちごティー」売上の一部を熊本県各支援先に寄付。その一部が、南阿蘇鉄道の復興に充てられている。
南阿蘇鉄道は15日、熊本地震により運休していた立野駅~中松駅間の運転を再開。この日、全線開通を記念して式典やイベントが開催された。
式典に出席したキリンビバレッジ西日本統括本部の福島恒晴九州支社長は「これから賑わいが戻ってくることを期待している。阿蘇の地にさらに活気が溢れるよう引き続きそのお手伝いをしていきたい」と意欲をのぞかせた。
左から南阿蘇村村長の吉良清一氏、南阿蘇村・地産地消キャラクターのかなばあちゃん、キリンビバレッジ西日本統括本部九州支社長の福島恒晴氏 オリジナルメニューは、長陽駅舎内と中松駅舎内の駅カフェで販売。ともに「熊本県産いちごティー」がなくなり次第販売終了となる。
長陽駅舎内の駅カフェ「久永屋(ひさながや)」では、「午後の紅茶いちご氷」(レギュラー:税込700円・男前仕様:税込900円)を販売。同カフェは土曜日・日曜日・祝日のみ営業している。
一方、中松駅舎内の駅カフェ「ひみつ基地ゴン」は、金曜日・土曜日・日曜日・祝日のみ営業し「午後の紅茶の琥珀糖(こはくとう)」(税込400円)「午後の紅茶の氷炭酸」(税込500円)「午後の紅茶の氷ミルク」(税込500円)を販売している。

これまで贈呈された寄付金は「午後の紅茶」CMのロケ地となった南阿蘇鉄道の駅や周辺設備の整備、JR九州との接続駅となる立野駅の復旧工事などに有効活用されている。
キリンビバレッジは、2016年~2018年に南阿蘇鉄道の見晴台駅や白川水源駅で「午後の紅茶」のCM撮影を実施した。

/**/「午後の紅茶いちご氷」「午後の紅茶の氷炭酸」(手前)と「午後の紅茶の氷ミルク」「午後の紅茶の琥珀糖(こはくとう)」