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ポテトチップスの名門・コイケヤから”朝食にポテトチップス”の新提案。ポテチでありながらフルーツ味という『コイケヤ ポテトチップスもも味/バナナ味』(50g・オープン価格・2015年5月18日コンビニ先行発売/6月1日全国発売)が登場。

朝ごはんにポテトチップスと言われても、袋を開けた途端にくつろいでしまって、のんびり食べて遅刻……というイメージが浮かんだのだけれど、フルーツ味のグラノーラやパンケーキの仲間として認めてもらいたいんだとか。なるほど。

コイケヤ『ポテトチップス もも味/バナナ味』甘さ広がるフルーツ味のポテチは果たしてアリなのか、検証!

実際に袋を開けてみると、「もも味」はまさに桃缶の香りが立ち上る。意外と違和感がない。見た目は通常のポテトチップスと全く変化なし。甘い味が来るとは予想だにできない。

コイケヤ『ポテトチップス もも味/バナナ味』甘さ広がるフルーツ味のポテチは果たしてアリなのか、検証!

パリっと一口。ホンワリした甘さがパーッと広がり、ちょっと塩気も感じる甘酸っぱさが混じる。確かにもも味だけれど、見た目も食感もポテチなので、すごく不思議な気分を味わえる。これは新しい。そして、それなりに美味しい。ただ食べ終わった後に塩気とじゃがいも風味が残るのはやはりちょっと変だ。

100%納得できる美味しさではない。

コイケヤ『ポテトチップス もも味/バナナ味』甘さ広がるフルーツ味のポテチは果たしてアリなのか、検証!

一方の「バナナ味」。これも袋を開けるとバナナの風味がパーッと広がる。そしてパリっと食べてみる。これは……、バナナチップだ。本物のバナナチップは厚みがあり、結構硬い場合が多いけれど、こちらは至って軽快。

パリパリと快調に食べ進められる。薄手のバナナチップとして食べられるので、こちらの方が圧倒的に美味しい。

コイケヤ『ポテトチップス もも味/バナナ味』甘さ広がるフルーツ味のポテチは果たしてアリなのか、検証!

朝食の摂取カロリーの目安が400~500kcalとして考えると、「もも味」が284kcalで「バナナ味」が285kcalなので理想的。ただタンパク質は2.2g/2.3gと少なめなので別途牛乳などで補う必要があるだろう。

コイケヤ『ポテトチップス もも味/バナナ味』甘さ広がるフルーツ味のポテチは果たしてアリなのか、検証!

スナック菓子のスイーツ化としては、ポップコーンに一足も二足も先に行かれてしまったポテトチップス。さらにこの『コイケヤ ポテトチップスもも味/バナナ味』に加えて、2014年にリリースされていた「ポテトチップス みかん味」も同じ6月1日に復刻されることになったので、3つのフルーツ味で巻き返しを図るということになる模様。

コイケヤ『ポテトチップス もも味/バナナ味』甘さ広がるフルーツ味のポテチは果たしてアリなのか、検証!

記者的にはじゃがいもを甘くするというのに、やはり抵抗があった。さつまいもが甘いのは自然なのに、やはりじゃがいもが甘いと不思議な気持ちを抱く。どこか遠い異国の食べ物と考えて、長期にわたって食べ続ければ慣れるものなのだろうか。