通常タンメンというと、野菜がたっぷり入った塩スープのラーメンメニュー。ところが岐阜の地ではちょっと違うご当地ラーメンが存在し、人気を博しているんだとか。
■にんにく臭の沸き立つところに投入する“辛味あん”が小気味いいアクセント
チルド製品が主体だが、美味しい和風とんこつラーメンでおなじみの愛知県のメーカー・寿がきや食品が手がけた『岐阜タンメン 塩ラーメン』(123gうち麺65g・希望小売価格 税抜258円・2017年11月28日発売)。記者は生まれて初めて食べたとんこつラーメンがこの寿がきやの店舗だったので、ずっとファンである。
その愛知県でも2店舗ほど展開しているのが、岐阜の地でその名を馳せる名店「岐阜タンメン」。今回はそんな同店監修の店名そのままのメインメニューのカップ麺化だ。
岐阜タンメンの特徴は豚肉、白菜、キャベツ、炒めたニンニクでダシをとった塩だしスープ。だったら関東のタンメンと変わらないじゃないかと思うかもしれないが、ニンニクがほぼ主役というところが違う。それもすりおろしニンニクタイプの強力なニンニク臭のもの。
したがってこの『岐阜タンメン 塩ラーメン』もくれぐれもオフィス食べは避けたほうがいいと老婆心ながら、思う。使用されているのはノンフライ麺。先にかやくを入れて、取り出した後入れスープと辛味あんを蓋の上にのせて温めつつ5分蒸らす。
仕上がって蓋をめくり、スープ投入前に麺をほぐす。
そのまま食べると塩にんにくラーメンという趣き。キャベツなどの具材も感じるのだが、圧倒的ににんにく。にんにくが全てを支配している感じ。さらに好みで入れる辛味あんを投入するとスパイシーな辛さが増して、また美味しい。
圧倒的に臭いけど、やっぱりにんにくは塩スープの方が合うなあと実感。岐阜県の人は日常的にこれを食べてるのかと思うと、やはりすごい。











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