コロナとの戦いから1年半を経ても、いまだに頼りはメディアの情報!? 厚労省クラスター対策班のメンバーが直言! 「コロナとデジタル化の失敗」から日本が学ぶべき教訓

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コロナ対策で重要なのは情報とデータの収集。今こそIT技術をフル活用すべきだが、コロナ禍は日本のデジタル化の遅れを露呈した(国立感染症研究所提供)

「この1年半、コロナ対策の最前線で戦いながら、ITがまったく有効活用されていないことを痛感した。それを多くの人に知ってほしい」。そう語るのは、厚労省の新型コロナウイルス・クラスター対策班のメンバーで、東北大学大学院の小坂 健(おさか・けん)教授だ。岸田首相も最重要課題に位置づけるデジタル化を進める上で、日本がコロナ禍から学ぶべき教訓とは?

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コロナとの戦いから1年半を経ても、いまだに頼りはメディアの情報!? 厚労省クラスター対策班のメンバーが直言! 「コロナとデジタル化の失敗」から日本が学ぶべき教訓

昨年2月から厚労省のクラスター対策班に加わった、東北大学大学院の小坂 健教授

――2020年に入って、新型コロナの感染が拡大し始めたとき、医療機関と保健所が「ファックス」でやりとりしていると聞いて、そのアナログさに驚いた人も多かったと思います。

小坂 新型コロナのような感染症対策で重要なのは正しい情報とデータの収集で、今はITの活用がその重要な鍵を握ることになります。ところが、私が2020年2月に厚労省のクラスター対策班に加わってまず直面したのは、そのITが有効に使われず、必要な情報やデータがきちんと集まってこないという問題でした。

今言われたように、当初、新型コロナ患者の発生届は、医師の手書きによる届け出用紙を医療機関が保健所にファックスし、それを保健所が入力するという旧態依然のやり方で、某保健所では「ファックスが詰まって......」みたいな話も実際にあった。これではリアルタイムな情報やデータは集まらず、ミスも起こりやすくなります。


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