鈴木京香、「建築学会文化賞」受賞でネット沸く 「素敵」「憧れ...の画像はこちら >>


女優・鈴木京香が、建築文化の向上に貢献した人物に贈られる「日本建築学会文化賞」を受賞したことが19日に報じられ、ツイッターでもトレンド入りするなど話題を集めている。



■解体の危機を救う


報道によると、鈴木の受賞理由は、近代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事した建築家・吉阪隆正の名建築「ヴィラ・クゥクゥ」を購入し、保存再生と一般公開を視野に入れた改修を行ったことから。


東京都渋谷区にあるヴィラ・クゥクゥは、個人の邸宅として1957年に完成した。

しかし施工から60年以上が経過し解体の危機にあったところ、鈴木が「残さなくてはいけない」と継承を決意して購入。改修して蘇らせたという。



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■見学会を開催


鈴木は今月、改修が完了したことを祝って見学会を開催し、「吉阪隆正さんの息子さん、前オーナーのご親族、ご近所の皆さまにもおいでいただき、大感激の時間となりました」と公式インスタグラムで報告。


「いつか皆さまにも楽しく安全に見てもらえるよう、今回の集いを参考に準備を進めて行きたいと思います」とつづっていた。



■「憧れる」「とても素敵」称賛の声


鈴木の受賞は大きな話題となり、ツイッターでは「鈴木京香」「建築学会文化賞」のワードがトレンド入り。


「鈴木京香さん、いつまでも綺麗で憧れるなぁ。おしゃれな家でさらに憧れた」「かっこいい! こういうのをノブレス・オブリージュと言うんでしょうね」「自分を前に出さずにさらりと大きなお買い物をして残すのがとても素敵です」とコメントが寄せられた。



■個人に頼る現状に疑問も


また、「行政では難しいことを自らの資金で保存した鈴木京香さんの知性と行動力に敬服」「芸術的、社会的、時代的に意味のある建築を保存してくださるのはありがたい。ずいぶん費用がかかったと思うが、今の社会では保存と手入れを個人に頼るしかないというのは悲しい現実だ」「国や自治体は『歴史的建造物や自然環境の保存』をもっと真剣に考えてほしいと思う。失われたものは二度と帰ってこないのだから」といった声も見受けられた。