元イングランド代表FWイアン・ライト氏が20日、マンチェスター・Uに所属する同国代表FWマーカス・ラッシュフォードの負傷離脱についてコメントした。同日、イギリスメディア『BBC』が伝えた。


 ラッシュフォードは今季公式戦35試合中31試合に出場し、19ゴール5アシストを記録。チームトップの得点数を挙げていた。しかし、15日に行われたFAカップ3回戦・再試合のウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦(1-0で勝利)で64分から途中出場すると、80分に負傷交代。その後に背中の疲労骨折が発覚し、2カ月~3カ月の離脱が見込まれている。

 I・ライト氏はラッシュフォードの負傷について、オーレ・グンナー・スールシャール監督のマネジメント不足が招いたものだと指摘。ラッシュフォードに頼りすぎた結果、チームにとって最も重要な存在だった同選手を失うことになったと、同監督を批判した。


「スールシャールは『ラッシュフォードが痛みを抱えていることを知っていた』と言った。そして彼をウルヴス戦でプレーさせた。その結果、彼は3カ月離脱することになった」

「スールシャールはユナイテッドを本来いるべき場所に戻すという強いプレッシャーに晒されており、選手について考える前に自分の心配をしていた。スールシャールはラッシュフォードの健康よりも自分の立場を優先したんだ」

「ラッシュフォードは(ここまでのプレミアリーグで)全試合に先発出場していた。多くの試合をこなすことで、背中に問題を抱えるようになった。選手をぞんざいに扱うことはできないし、スールシャールは彼をプレーさせていたことについて批判されなければならない」