バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが退団を検討しているようだ。20日、スペイン紙『アス』が伝えている。


 バルセロナは14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルンに2-8の歴史的な大敗を喫し、12年ぶりに無冠でシーズンを終えた。その3日後の17日に臨時理事会を実施し、「トップチームの大規模な再編における最初の決定」として、1月から指揮を執っていたキケ・セティエン監督を解任。19日にはロナルド・クーマン監督が新指揮官に就任したことが発表されている。

 クラブに関する様々な問題が発生している状況を鑑み、メッシはバルセロナ退団を検討しているという。すでに地元ラジオ局『RAC1』では、メッシがクーマン新監督にとどまることよりも退団する可能性が高いことを直接伝えたことが報じられている。

 その一方で、メッシはバルセロナとの契約を2021年6月まで残していることから、今夏にすぐ退団することは難しいことも同選手自身は理解していることが伝えられている。
現時点では今夏の移籍の可能性は低いことが予想されているが、今後の動向に注目が集まっている。