レスターを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、22日に控えるリヴァプール戦を前に意気込みを語った。20日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 レスターは第8節終了時点で勝ち点18ポイントを獲得し、プレミアリーグ首位に立っている。しかし、6位のアストン・ヴィラまでは勝ち点3ポイント差となっており、1試合の結果で順位が大きく変わる可能性もある状況だ。ここまで第3節のマンチェスター・C戦や第6節のアーセナル戦に勝利したレスターだが、ロジャーズ監督はタイトル争いを考えるのは「時期尚早」だとしている。

 レスターは22日、プレミアリーグ第9節で3位リヴァプールとアウェイで対戦する。ロジャーズ監督は今季ここまでのチームの戦いを振り返り、「良いスタートを切ることができたが、重要なのは謙虚さを保つことだ。そして、毎試合に向けてできる限りの準備をするために、我々のアプローチに正直であり続けることだ。
それが我々の唯一の考えであり、他のことは何も考えていない」とコメントした。

 また、ロジャーズ監督は負傷者が続出しているリヴァプールについて、「トップクラスの選手たちがいる。これは非常に難しいことだ。何人かの選手を欠いていたとしても、世界レベルの選手が揃っていることに変わりはない」とし、警戒した。

 ロジャーズ監督はリヴァプールとの戦い方について、「特にアウェイでの試合では守備をしっかりと行い、ボールを効率的に使わなければならない。チームは進化していて、勝つための様々な方法を開発している。
我々はマンチェスター・C戦で5-2で勝利した。そのときのボール支配率は28パーセントだったが、我々はそれを有効に使った」と話した。