ウクライナがロシアから侵攻されている件を受けて、ウクライナ出身の選手たちがビデオメッセージを収録。戦争反対の声を上げるようサッカー界に呼びかけた。
ウクライナ1部(ウクライナ・プレミアリーグ)に所属するシャフタールのクラブ公式インスタグラムが、1日にビデオメッセージを掲載している。

 シャフタールのクラブ公式インスタグラムに掲載されたビデオメッセージの内容は、以下のとおり。

「私たちは、サッカーのコミュニティ、サッカーの情熱で結ばれたすべての人々、すべてのファン、すべての選手、すべてのコーチ、そしてすべての経営者に向けて発信しています。サッカーを理解している人、サッカーが好きな人なら誰でもいいのです」

「私たちは、ロシア軍が特別作戦という名目でウクライナに対して戦争を仕掛け、住宅地にロケット弾を打ち込み、市民を砲撃していることを全世界に明らかにし、地球上のすべての住民に示すために、あなた方に呼びかけています。私たちは、この戦争に対抗し、破壊と流血を止めるよう、私たちの声を聞いてくださるすべての方に呼びかけます。私たちは、サッカー界全体がロシアのプロパガンダに対抗し、あらゆる手段を用いてウクライナでの戦争の真実を示すことを強く求めています。
すでにご協力いただいた皆様、そしてこれからご協力いただく皆様に感謝いたします」

「戦争を止めろ!」

「ウクライナに栄光あれ! 英雄たちに栄光あれ!」

 今回のビデオメッセージには、シャフタールに所属するウクライナ代表GKアンドリー・ピアトフ、同国代表GKアナトリー・トルビン、GKオレクシー・シェフチェンコ、DFセルゲイ・クリフツォフ、MFタラス・ステパネンコに加え、ディナモ・キエフに所属するウクライナ代表GKヘオリー・ブスチャン、同国代表DFイリア・ザバルニー、MFセルヒー・シドルチュク、MFミコラ・シャパレンコらが参加。マンチェスター・Cでプレーするウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ、ウェストハムに所属する同国代表FWアンドリー・ヤルモレンコ、アタランタに所属するMFルスラン・マリノフスキー、スペツィアに所属するMFヴィクトル・コヴァレンコらも撮影に参加した。


【動画】ウクライナ出身選手たちが「戦争反対」を呼びかけ