NJ/NYゴッサムFCは14日、元なでしこジャパンのFW川澄奈穂美と2023シーズン末まで契約を延長したことを発表した。

 現在36歳の川澄は2008年にINAC神戸レオネッサに入団すると、2011シーズンにキャプテンへ就任。
同シーズンのINAC神戸レオネッサのなでしこリーグ初優勝の立役者となった。さらに、リーグ戦で12ゴールを記録した川澄はリーグ得点王に輝くとともに、ベストイレブンと最優秀選手賞も受賞。また、同年に行われたFIFA女子ワールドカップ・ドイツ大会でも活躍を見せ、なでしこジャパンの同大会初優勝に大きく貢献している。

 2014年からナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)へ活躍の場を移した川澄はシアトル・レインでのプレーを経て、2019年にNJ/NYゴッサムFC(当時はスカイ・ブルーFC)に加入した。2020シーズンは新型コロナウイルスの影響でNWSLの開催が不透明だったこともあり、INAC神戸レオネッサへ期限付き移籍したものの、2021シーズンに復帰を果たすと、同リーグ24試合に出場し1ゴール4アシストを記録。また、2021年8月に行われたシアトル・レイン戦で日本人選手初となるNWSL通算100試合出場を達成した。