レアル・マドリードが、マンチェスター・Cに所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリングの獲得に興味を示しているようだ。24日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。


 レアル・マドリードは今夏、ドルトムント所属のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドや、パリ・サンジェルマン(PSG)所属のフランス代表FWキリアン・エンバペの獲得を狙っていると報じられていた。しかしハーランドはマンチェスター・Cへの移籍が決定し、一部では移籍確実とも伝えられたエンバペは先日PSGとの契約を2025年まで延長。レアルは今夏のトップターゲット2人を逃した形となった。

 同紙によると、ターゲットの変更を余儀なくされたレアルのフロレンティーノ・ペレス会長は現在、新戦力の獲得に躍起になっているとのこと。獲得を逃したエンバペの代役としてマンチェスター・Cで活躍するスターリングをリストアップした模様だ。イギリス紙『デイリー・スター』によれば、レアルは以前からスターリングの才能を高く評価しており、5900万ユーロ(約80億円)ほどでの獲得を目指しているとされている。


 現在27歳のスターリングは、マンチェスター・Cで今シーズン公式戦47試合に出場し、17ゴール9アシストを記録する活躍を見せ、プレミアリーグ優勝に貢献した。現行契約は2023年6月までとなっているものの、ハーランドやアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが加入する来シーズンの出場機会の減少が予想されることから、今夏での他チームへの移籍が度々噂されている。

 スターリングには、レアルの他にアーセナルなどからの関心も伝えられているが、果たしてスターリングは今夏にどのような決断を下すのだろうか。