ナイキは23日、新スパイク『ナイキ エア ズーム マーキュリアル』を発表した。

 本作には、初めてフットボールシューズ向け専用に開発された『ズーム エア バッグ』を搭載。
プレートの中に内蔵させた『ズーム エア バッグ』が足底の3/4をカバーをカバーし、「足と地面との距離を近づけ、これまで以上の優れた弾み、推進力やエネルギーリターンを提供します。新しいズーム エア バッグには自然な動きを促す屈曲溝が採用され、フットボールのダイナミックな動きに必要な足の屈曲性を高めています」と、同社は説明している。

 また、環境に配慮した素材を使用しつつ、重量は前作よりも約10グラム軽量化。スタッドもシェブロン型(山型)からアスリートの意見を取り入れ、前後左右や狭い場所でのスピードを意識したトライスター型(Y字型)を採用した。

 ファーストカラーは白を基調に、サイドに『AIR』の文字を赤色で大胆に配置。ナイキメンバーを対象に7月6日から随時発売開始予定となり、追加カラーも今後発売される予定となっている。


 主な使用予定アスリートはキリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)、クリスティアーノ・ロナウド、マーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ(ともにマンチェスター・U)、アーダ・ヘーゲルベルグ(リヨン)、サム・カー(チェルシー)、長友佑都FC東京)、前田大然(セルティック)らとなり、7月から順次着用となる。


【画像】エンバペやC・ロナウドの姿も。新作の他イメージ