ブライトンはスペイン代表DFマルク・ククレジャの退団に備え、ライプツィヒに所属するスペイン人DFアンへリーニョを後釜にリストアップしているようだ。2日、ドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者が報じた。


 ククレジャは現在、チェルシーへの移籍が噂されており、同クラブとはすでに個人合意に達したとも報じられている。チェルシーはブライトンが要求する移籍金5000万ポンド(約81億円)を支払う意思があると見られており、移籍成立の可能性が高まっている。

 そんななか、ブライトンはククレジャの代役として、アンへリーニョに目をつけている模様。アンへリーニョは昨季のライプツィヒで左ウイングバックのレギュラーを務めていたが、同クラブは先日に同ポジションのドイツ代表DFダヴィド・ラウムを獲得した。そのため、アンへリーニョは今夏の退団が噂されている。ラウムを引き抜かれたホッフェンハイム、ウェストハムなども同選手に関心を寄せているようだ。


 現在25歳のアンへリーニョは、マンチェスター・Cの下部組織出身。2018-19シーズンに期限付き移籍したPSVで結果を残し、翌19-20シーズンにマンチェスター・Cへ復帰したものの、出場機会を得られず、2020年1月にライプツィヒへと期限付き移籍した。2021年2月から完全移籍となり、同クラブではこれまで公式戦通算98試合に出場している。