東京ヴェルディは21日、セレッソ大阪からMF中原輝が期限付き移籍で加入することを発表した。期限付き移籍期間は2024年1月31日までで、同期間中はセレッソ大阪と対戦するすべての公式戦に出場できないことも併せて伝えている。


 1996年7月8日生まれの中原は現在27歳。2019年に駒澤大学からロアッソ熊本に入団し、徐々に頭角を現した。2021年からはモンテディオ山形へと完全移籍。明治安田生命J2リーグで41試合に出場し6得点を記録すると、この活躍が評価されてセレッソ大阪に加入。昨シーズンはJ1リーグで27試合に出場したものの、今シーズンは途中出場がメインとなっており、プレータイムが限られていた。

 まず、中原はセレッソ大阪退団に際し、クラブ公式サイトで胸中を明かした。


「このたび、東京ヴェルディに期限付き移籍することになりました。今回の移籍はとても悩みましたし、悔しい気持ちもあり、自分が成長していくためには試合に出続けることだと思い決断しました。セレッソに戻り成長した姿を見せられるように頑張ってきます」

 また、中原は東京ヴェルディ加入に際し、クラブ公式サイトで意気込みを示した。

「東京ヴェルディのファン・サポーターのみなさん、セレッソ大阪から移籍してきました中原輝です。J1昇格のために全力で頑張ります。これからよろしくお願いします」