アグエロ氏は2011年~2021年までマンチェスター・シティに所属し、単一クラブにおける当時のプレミアリーグ通算最多得点記録(184得点)を樹立するなど、同クラブの公式戦390試合で260得点を記録。
そんなアグエロ氏は、2016年から同クラブを指揮するグアルディオラ監督について「最初、グアルディオラとの関係は良かったけど、前線でのプレスをめぐって言い争うようになった。オレはメチャクチャ怒り、彼はオレの起用を控えるようになった。そうしてオレたちふたりの間に緊張が走るようになった。あれはストーク戦だった。オレは2ゴールを決めた。けど、彼は記者会見で『アグエロがゴールを決めるのは嬉しい。
しかし続けてアグエロ氏は「次の日、オレは話をするためにグアルディオラのもとを訪れた。オレは彼に『なぜ会見で話したことをオレに直接話をしなかったんだ?』と質問をした。すると彼は『あまり深く考えずに話してしまった』と説明しオレに謝ってくれた。それからオレは試合ごとにどういうプレスのかけ方が良いか試した。
そのうえでアグエロ氏は「当時のオレは、グアルディオラはオレを好きでないと思っていた。けど、現実として彼は監督だったんだ。今はこう思う、オレのことを好きとか嫌いとかそういうことじゃない。オレはチームのなかで機能していない部分があって、オレは監督の考えを尊重すべきだった。そのことに気づいたあと、彼とは良い関係を築けたんだ」と付け加え、グアルディオラ監督との関係が良好になったことを強調した。