5シーズンぶりにCLの舞台へ戻ってきたPSVは、アーセナル(イングランド)と同居したグループBで2勝3分1敗という成績を残し、2位通過で決勝トーナメント進出を決めた。
試合が動いたのは24分。ドルトムントは敵陣左サイドでボールを奪うと、エムレ・ジャンが前線へ浮き球のボールを送る。待っていたニクラス・フュルクルクが落とし、マルセル・サビツァーが右へ繋ぐと、ボールを受けたドニエル・マレンが粘ってボックス右へ侵入。相手に寄せられながらも右足を振り抜くと、シュートはクロスバーを叩いてゴールネットを揺らした。
後半に入ると早い時間帯に再び試合が動く。前半から悪くない形でゴールへ迫るシーンを作っていたPSVは、54分に左サイドからの折り返しを受けたマリク・ティルマンがボックスへ侵入。寄せてきたマッツ・フンメルスに倒され、PSVにPKが与えられた。このPKをルーク・デ・ヨングがゴール左下に叩き込み、PSVが試合を振り出しに戻した。
その後はホームチームのPSVがより多くのチャンスを作ったものの、ドルトムントはこれ以上の失点は許さず、試合はタイムアップ。
セカンドレグは3月13日に行われ、今度はドルトムントがホームにPSVを迎える。
【スコア】
PSV 1-1 ドルトムント
【得点者】
0-1 24分 ドニエル・マレン(ドルトムント)
1-1 56分 ルーク・デ・ヨング(PK/PSV)