レヴァークーゼンの勢いが止まらない。就任2年目のシャビ・アロンソ監督が率いるチームはブンデスリーガでここまで23試合を消化し、19勝4分の成績で勝ち点「61」を獲得。ヨーロッパリーグ(EL)とDFBポカールを含めた全公式戦で未だ無敗を維持しており、現地時間23日に行われたマインツ戦の勝利をもってシーズン開幕後33試合無敗というドイツ新記録を樹立した。
昨年夏にアーセナルから加入したジャカは、ドイツ代表MFロベルト・アンドリッヒと3-4-2-1システムのダブルボランチを形成。ここまでブンデスリーガ全試合を含む公式戦通算31試合に出場し1ゴール1アシストを記録するなど、チームの中盤の主軸として存在感を放っている。
現時点で2位バイエルンに「8」ポイント差をつけ首位を快走しているレヴァークーゼン。
「僕らは首位に立っているし、今後もこの順位に留まるつもりだ。しかし、僕が思うにこのチームには何かを失う可能性もある。2位に『8』ポイント差を付けているのは当たり前のことではないからね。
現在「8」ポイント差でレヴァークーゼンの背中を追うのが、ブンデスリーガ11連覇中の“絶対王者”バイエルン。昨シーズンは最終節でドルトムントを抜き去り、土壇場で逆転優勝を飾った。今シーズンは不安定な戦いが続いていると言えど、レヴァークーゼンにとって最も警戒すべき“ライバル”であることに変わりはない。